キャンプレポート

ソロキャンパーおすすめ! プライベート感抜群の絶景キャンプ【南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場】

この記事の内容をざっくり
  • 海に沈む夕日を眺めながらの見晴らし抜群キャンプ
  • ソロサイトや少人数限定ルールなどソロキャンパーおすすめのキャンプ場
  • 龍宮窟・大室山などのジオスポット、海の見える展望大露天風呂、ご当地グルメ満載の道の駅など立ち寄る場所多数
  • 日本でも有数の絶景コース 西伊豆スカイラインを走る爽快感抜群サイクリング

こんにちは、Naotoです。

ソロキャンプの強みって何があるかと考えると、自分のペースで行動できる、日程の融通が利きやすい、荷物がコンパクトにできるなど色々あると思いますが、ソロキャンプ専用サイトがあるというのも大きなメリットだと思います。

値段が安くすむというのもありますが、何より予約がとりやすいというところが強く、他のサイトは何週間も先まで予約でいっぱいの中、ソロ専用サイトは空いているということが良くあります。

今回行ってきた南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場はそんなメリットを強く感じたソロキャンパーさんおすすめのキャンプ場でした。

伊豆はジオスポットと呼ばれる自然資産が多く点在し、温泉もある立ち寄りどころ豊富なスポットなので、そんなところ含めて紹介していきたいと思います。

今回のキャンプ場・立ち寄った場所リスト

今回のキャンプ場や立ち寄った場所の地図はこちらの通り。
月ケ瀬ICで高速を下りてから一泊二日で伊豆半島を反時計回りしていくようなコースです。

南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場レポート

基本情報

営業期間通年営業
チェックイン13時~17時
(アーリーチェックインなし)
チェックアウト~10時30分
(レイトチェックアウト:~12時)
サイト数テントサイト:28
コテージ:1
設備水洗トイレ、コインシャワー、炊事場、AC電源、売店
 レンタル用品  テーブル、椅子、調理器具、焚き火台・BBQグリル、石油ストーブ 
予約方法ネット予約
空き状況確認 HPのネット予約より確認可能
ゴミキャンプ場内のゴミステーションに分別してゴミ捨て可能
HPhttps://www.yu-higaoka-camp.com/

料金

 テントサイト 5500円~
(別途、施設利用料が必要になります)
コテージ 大人(中学生以上):12100円~
3歳~小学生:7700円~
0歳~2歳:3300円~
(定員:2~4名、1名でも利用可能ですが2名分の料金になります)
施設利用料大人(中学生以上):770円
3歳~小学生:440円
0歳~2歳:無料
ペット:440円
AC電源1100円
770円
木炭770円

サイトの様子

ほぼ全て車が乗り入れ可能なオートサイト。
広さはサイトによってばらつきがありますが、ほとんどが80㎡以上で車と大型のテントを並べても余裕のある大きめのサイトです。(ミニバンの寸法がだいたい10㎡程度)

サイト内にはほとんど木はなく見渡しのよい状態になっていますが、段差状にサイトが配置されているためプライベート感は保たれています。

設備

設備は水洗トイレ、コインシャワー、炊事場、AC電源と基本的に必要なものはすべて揃っています。
また建物は真新しく整備も良く行き届いておりかなり綺麗でした。

ゴミステーションも配置されており、ごみを持ち帰ることなく捨てていけるのも嬉しいところです。

受付の建物にカフェが併設しておりコーヒーやスイーツを楽しむこともできます。

特徴・魅力

1番の見どころはやはり景色。
駿河湾に沈む夕日の様子を眺めながらキャンプをすることができます。

夕日とともに行うキャンプはゆったりと流れる時間を感じさせてくれて、そこに景色の開放感も合わさりキャンプの楽しさをより一層引き上げてくれました。

サイトが段差状に配置されているため、どこからでも景色を遮るものは少なく眺めは良いですが、それでもサイトによって夕日の見え具合など景色の違いはあるため注意が必要です。
予約ではサイトの指定が可能ですが、海に近く眺めの良いB3,B4,C1サイトあたりが人気が高いようでした。

そしてソロキャンパーさん向けのおすすめポイントはソロ専用サイトがあること

しかもこのサイト、前述した人気の高いB3,B4,C1サイトよりもさらに海側にあり、最も眺めの良いといっても過言ではない場所にあります。
隣接したサイトからは一段下がったところにあるため、ソロキャンプを行う上で重要なプライベート感も抜群です。

このサイトの注意点としては配置や広さの関係からサイト内へ車の乗り入れができないこと、タープなど大きめのギアを広げることができないといったことがありますが、荷物を下ろす際は近くまで車を寄せることができますし、写真の通り1~2人用のテントや焚き火台などソロキャンプを行う上で必要な分のスペースは十分にあるためそこまで気にはなりませんでした。

またこのキャンプ場のルールとして家族(5人まで)、カップル・友達(2人)、ソロのみで利用可能となっています。
静かなプライベートキャンプを行えるようにするためのルールでこちらもソロキャンパーさんおすすめのポイントになっています。

注意点

風の強い日に注意
視界を遮るものがない高台の立地は見晴らしが良いですが風の影響を受けやすくなります。
また海沿いにあるため陸との寒暖の差から風が強くなりやすいです。

HPの方で数日分のキャンプ場の予報がでているため、行く数日前には確認した方が良いです。
風が強い場合のキャンセル料などのルールも記載されています。

サイトによっては駐車が難しい場所があるため注意
サイト間の道は勾配がきつめになっています。
上の方に位置するGサイトは中々駐車が難しそうだったので運転が苦手な方は注意が必要です。

周辺スポット

龍宮窟

キャンプ場から車で40分ほどの距離にあるジオスポット。
海側の小さい穴と空への大きな穴の2つを持つ不思議な洞窟です。

このあたりの水は非常に水質が非常に良く、海から流れ込む澄んだ水と空から注ぎこむ光が唯一無二の幻想的な空間を創り出していました。

またこの洞窟の上の部分には遊歩道があり、ぐるっと一周できるようになっています
300mほどの距離(ただしアップダウンがそれなりにあるので動きやすい靴推奨)で、上から見る洞窟の様子や周囲の海岸線も非常に景色が良かったため歩いてみるのがオススメです。

道の駅「開国下田みなと」

食事処や海産物など地産品の販売所、観光案内所、歴史ミュージアムなど様々な施設が充実したかなり大きな道の駅です。

この地ならではのものが食べたい、またお土産を買っていきたいという際にはここに来ておけば間違いないというような場所でした。

こちらで特に有名なのが、日本一の水揚げ量を誇る金目鯛を贅沢にフライにした下田バーガー
おそらくここでしか食べることができない一品なので立ち寄った際は記念にぜひ食べてみてください。

赤沢温泉郷 赤沢日帰り温泉館

こちらの一押しは高さ20mの場所に位置し、幅20mを超える広さの展望露天風呂
湯につかった際、目線の位置に海との間を遮るものが無いよう設計されているそうで、伊豆の空と海を視界いっぱいに見渡しながら温泉に浸かることができます

また露天風呂以外にもジャグジーやジェット付き寝湯、樽風呂、打たせ湯、サウナなど種類豊かな設備が揃っているため温泉、スパ好きな方は必ず気に入ること間違いなしです。

フェイスタオル・バスタオルの無料貸し出し、化粧水・乳液などのアメニティも充実しており、ほとんど手ぶらで訪れることが可能なのも嬉しいところ

詳しい情報はこちらのHPからご確認を。
https://www.izuakazawa.jp/daytrip/

大室山

お椀をひっくり返したような形が特徴的な伊東市のランドマーク的なジオスポット

毎年定期的に山焼きが行われているため、山肌は同じ長さの一年生植物に覆われ周囲の山とはかなり異なった見た目となっており、ふもとから見ると非常に不思議な景色でした。

火山活動によって生まれた山で、噴火口の周りは1kmほどの遊歩道になっており、軽く散歩をしながら伊豆半島の様子や伊豆諸島、富士山まで周囲の景色を360度楽しむことができます。
遊歩道の距離は1kmほどで一周20~30分で戻ってくることができます。

山頂まではリフトで登ることができるため、登山の準備などは特に不要です。

道の駅「伊豆月ヶ瀬」

月ケ瀬ICで高速を下りてご飯を食べるために立ち寄った道の駅。

様々な種類のご当地グルメが食べられる他、おしゃれなテラスから眺める川沿いの緑豊かな風景がとても綺麗でした。

伊豆半島のちょうど真ん中あたりに位置しており、高速を下りてすぐの場所にあるため伊豆半島を巡る際の始点や立ち寄り所には非常に良いスポットだと思います。

西伊豆スカイライン

土肥峠から達磨山を越え、戸田峠までを結ぶ観光道路。
山の稜線上に位置し、道沿いに高い木々も少ないため見晴らしが非常に良い日本でも有数の絶景ドライブ・ツーリングコースになっています。

車の通行量もそれほど多くなく距離も約10kmのほどよい長さのため近くを通る際はぜひ走ってみることをオススメします。

最も標高の高い達磨山の頂上まではハイキングコースが整備されており途中の駐車場から徒歩で15分ほどで行けるため、車を停めて歩いてみるのも良さそうでした。

自転車コース

車での輪行を行い、土肥駐車場から西伊豆スカイラインを走り達磨山レストハウスで折り返す距離17.3km、獲得標高533mのコースです。

このコースの見どころは何といっても見晴らしの良い景色
コース途中にある道沿いに木々のない、稜線のちょうど上を走るエリアではスカイラインの名前の通り空を走っているような爽快感抜群の気分を味わうことができます。

峠沿いを走るコースではありますが、8%の勾配を超えるような場所はほとんどなく、路面の状態も良いので普段から峠をバリバリ登っているような方でなくとも走りきることが可能なコースになっていると思います。
一か所きつめの場所をあげるとすると、達磨山レストハウス付近に10%越えの部分があるため少し注意です。

車での輪行が難しい方、もしくは体力に余裕のある方は修善寺駅の方から走っていくコースもありですね。

コースマップ

まとめ

見晴らしにこだわるキャンプ場は多いものの、あそこまで綺麗に夕日を観ながらキャンプをすることができる場所はここが初めてでした。
ソロサイトも使い勝手がよく、何よりプライベート感を重視したい筆者としては段差状になっているサイトの配置がかなり気に入りました。
設備も綺麗でこれだけ条件の良いキャンプ場ながら、ソロサイトがあるため予約もある程度とりやすい
となると中々他にはないので、今後もまた利用したいと思っています。

立ち寄った場所としてはジオスポット、露天風呂、道の駅などこの地ならではの様々なところに行きましたが、景観や食べ物など素晴らしいものばかりでした。
特に1つあげるとすると龍宮窟はまさにここでしか見ることができないといった感じの不思議なスポットだったので天気も良いなか観に行くことができて良かったです。

西伊豆スカイラインはいつか走りに行きたいと思って楽しみにしていましたが、その期待を裏切ることのない景色の良さ・走りやすさで時間さえ余裕があればもう2,3往復はしたいと思えるほど良いコースでした。
今度はもっと時間をとって修善寺から月ヶ瀬を経由してぐるっと一周走るようなコースにも挑戦してみたいですね。

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